星埜・アルフレッド・理々

名前　星埜・アルフレッド・理々 / Hoshino Alfred Lily
誕生日　4/20
星座　おうし座
血液型　O

学年　中1
所属　私立卯雪女子中学校

身長　146cm
体重　40kg
利き手　右
一人称　自分

特技　エイム
趣味　FPS

好きなもの　中華まん（あんこ）
嫌いなもの　集合体
休日の過ごし方　ゲーム

イメージカラー　あずき色
座席　あゆの後ろ

体力：B
知力：C
努力：B
メンタル：S
センス：C
スキル：ポジティブ

JCトリオの一人でトランペット担当。
FPSゲーム好きの超ポジティブガール。

外国人の父譲りの美しい金髪を短く結んで、小さなポニーテールとしている。
下ろしていたり、ツインテールなどの時もある。

小柄であるが、自宅警備がてらの室内筋トレの成果もあって二の腕やお腹はかなり引き締まっている。
残念ながら胸部装甲には効果がなかった模様。

底抜けに明るい性格をしており、誰に対しても分け隔てなく接する生粋の主人公気質。
しかし、彼女の周りにはいつも人がおらず、大抵は一人。

それは、彼女が一日しか記憶を保てない特殊性の健忘症であるから。
授業や生活に必要な知識は忘れないため今のところ生きていくことはできている。
家族がいることを時々思い出して泣いてしまうこともあるが、それもすぐに忘れてしまう。
もはやそれが普通であり、思い出してしまうことの方がイレギュラーなのである。

花村 あゆは、毎日「初めまして」でも構わないと思っている。
なぜなら、入学して初めてできた友達だから。

色々あって、あゆと愛乃とトリオを組むことになった。
当然ながら毎日「初めまして」なのだが、毎日ゼロから教えてもらって形にしている。
それがJAZZと好相性だったのか、毎回全く違ったテイストの音を奏でるプレイはカラフルで新鮮。
決まりきったフレーズや手癖に偏りがちなソロの解釈を大きく広げ、JCトリオのサウンドに深みをもたらしている。
グラサンをかけた常連客からも「マイルスのトランペットは泣いているが、理々のトランペットは笑っている」と好評。

家にあった父のモデルガンに興味を持ったのが始まりで、サバゲーなどのサブカルを好んでいる。
最近では、姉が設置したFPSゲームを発見し、毎日家に帰るとソロでプレイしている。
ソロプレイであれば健忘症も関係なく遊べるのだ。

星埜・アルフレッド・真理 / 天才物理学者の姉
星埜 理仄 Hoshino Riho / 脳医学の権威の母
マッケンジー＝アルフレッド・ワイス Mackenzie=Alfred・Weiss / 元軍人の父

花村 あゆ / 前の席の友だち
御影池 愛乃 / 隣の席の友だち

郊外にある洋風の一軒家。
その華やかな外観とは裏腹に人の出入りはほとんどない。

ゲームや漫画で溢れ、足の踏み場もない六畳間を根城としている。
部屋以外で生活することはないため、廊下や居間は単なる「通路」としてしか映らず、外と変わらない。

書斎に本はなく、台所には調理器具もない。
廊下には埃が積もっていて、誰かが帰宅すると足跡がついてわかる。
定期的に洗濯や家事がなされるが、それは父 マック が頼んだ家政婦や母 理仄、姉 真理がこっそりやっているからである。
自分でもある程度家事がこなせるため、理々自身は「さっきやった気がする」と思い込んでいる。

実は、声が1/f揺らぎの特性を持っており、歌もとても上手い。
ただ、歌詞が覚えられないだけでなく、歌うこと自体や声の出し方を覚えていられない。
なので、その日のうちに覚えられるような短い歌でなければ歌うことはできない。
自分の声も覚えていられないため、録音したものを聞いても自分とわからない。

名前の「理々」はLilyの当て字であり、本来は「リリィ」と小文字のィで長音で発音する。
これを知っているのは家族三人の他一人だけであり、それ以外の人物は「リリー」や「リリ」と呼ぶ。

「～であります！」という軍人めいた語尾を使うが、これは父の影響ではなくサバゲーの仲間たちが発した言葉が元。
オンオフできないが、電話やメールを初めとした文書としては普通に話せる。
これが健忘症の治療の鍵を握るとはまだ誰も知らない。

一日～一週間で記憶が消滅してしまう難病。
現状、治療法はない。

強く印象に残っていることや継続していることであっても、数週にわたって記憶が保存されることはごく稀。
さらに、忘れる時に悪夢を見る（脳に負担がかかる）ため、何かを覚えることは彼女にとって不可視の浸潤となる。
脳に負担がかかり続けると、やがて記憶が一切できなくなり、会話はおろか生活もままならなくなると言われている。
幸か不幸か、悪夢と孤独以外の形で彼女が自身の病状を知ることはない。

以上のことから、彼女は家に逆隔離されている。
学校に行く以外に外出する必要がないよう、身支度や家事炊事などは家族がこっそりやっている。
顔を合わせることすらないが、存在は認知している。（妖精ブラウニーのようなものだと思っている。）

YAMAHA YTR-850 / Trumpet